いまさら

演劇フライヤーコレクション展の感想

作品を重視するか、劇団のイメージを創り上げていくのか、そういった意味で個性が出るんですね。私はあんまり演劇とか観たことがないし、偉そうなことは言えませんが、今回のように「コレクション」としてみせるのであれば、劇団のイメージとして統一されてる方が、雰囲気は伝わりやすい。毎回違った方向性で「うわっ!すごい!」っていうのもかっこいいですけどね。
でもそういっった広告戦略みたいなのが、作品が出来上がる前にできてたりするという事実にビックリ。余程、お互いの信頼関係がないとそんなことは出来ないんじゃないかな。だから、同じADに頼んでたりするんだろうなぁ・・・

でも、その劇団のイメージっていうのが出来上がってしまえば、いつもと違うことが「新しい」って事にもなるのだろうし、イメージを固定しないことで「新しい」ことを常にできるという事もあるし。

どちらにしても、観客というのは非常にわがままなもので、自分の好みかどうかっていうのがひとつの判断基準になりえるのだから、難しいものですね。他人の評価、というものも判断材料になったりするし。

どこのフライヤーか忘れてしまいましたが、部屋の一部として新聞の記事を載せてて、それが良いものだけではなくて、むしろ反対の記事のほうが多いくらいで、すごい決意表明だな、なんて。(私でも知ってる劇団のだった気がするのですが、自信がないので書かずにおきます)