コープスブライド観たよ。

映画館で観なくてよかったです。確実に泣いてたわ。
ストーリーとしては清く正しく、子どもから大人までって感じなんですけどね。


愛したいひと と 愛してほしいひと。

ビクトリア と コープスブライド


ビクターは婚約者(ビクトリア)が他の人と結婚したから、悲しくて投げやりになってコープスブライドと結婚しようと思ったわけじゃない、って思いたいし。(私はコープスブライドに感情移入して観たから)
だって、本当は愛らしいひとだと思うのよ。
だから、私が涙を流したのは、コープスブライドの強さと、愛に。
結局いろいろな要素が絡まりあって、ビクターは愛したいひとを選んだ。お互いが「愛したいひと」だったから。


愛してほしいって気持ちは誰にでもあるし、愛したいっていう気持ちだって誰にでもある。どちらにバランスが傾いてるか、っていうこと。
好きなひととは一緒にいたいし、そのひとが好きになってくれたらとも思う。
いつだって女性は強い。
諦めずに想うのも、身を引くことも(悲観的な意味じゃなくてね)・・・
コープスブライドも諦めずに想った結果、死者になって、それを経験として生かしたから、ふたりのしあわせを選んだのだし。
だから、本当は 愛したい のも彼女の方なのかもしれない。

場合によっては、経験が邪魔をすることもあるでしょうけどね。