POTSUNEN 2006 「○-maru」

KENTARO KOBAYASHI LIVE POTSUNEN 2006 「○-maru」

脚本・演出・出演:小林賢太郎
料金:前売 4,000円     当日 4,500円
会場:東京グローブ座

観てきました。ネタバレ回避して回ってたけど、もう堂々と見れるもんね(笑
というわけで、一応たたんでおきますが、未見の方はご注意を・・・

今回は○というテーマがあったので、全体を通して統一感があったなぁ・・・という印象。
で、やっぱり私は小林さんのつくる最後のコントみたいなのが大好きだな、ということを改めて思いました。蒲田の行進曲みたいな終演なんですけどね。なんていうのかしら?桜吹雪の代わりに雪が降るんですけど、アレをすることによって、観た後の印象がガラッと変ると思うんですよね。笑って、それで終わり、じゃなくて、(それが悪いわけじゃなくてね)きちんと心に残るというか。締まるというか。たぶん、小林さんは、笑ってもらってそれで忘れられていく種類のものを作りたいんじゃないとも思うし。(私個人的にですよ)

で、HANDMIMEとアナグラムが今回もあったことにはちょっと驚いたんですよね。HANDMIMEは前回のほうが圧倒的に好きでした。なんとなくバタバタしてしまった感じ。美しさを追求するというより、こういう事を考えました、みたいな感じですよね。あの回転する仕掛けとか。
アナグラムはやっぱり前回と同じ感想かな。でも、実際にどうか分かりませんけど、(本当は組み込まれたものかもしれないし)今日だけのネタなんかもありました。「アナグラムも現場で考えてるんだよ!・・・他の日にはやらないよ。」とかおっしゃってました。
というかその最中にやたらと物販の手拭いで汗を拭っていて、力抜きすぎだろ、などと思って・・・は、いませんよ(苦笑  でもおかしいよね?すぎくそういうのにこだわるひとかと思ってたから。

あと、半円に分かれる○を使ったコントは「ん?」と考える時間を要してしまいました。(完全に鈍い私のせいだけど)おかげで、考えてるうちに次のに移ってたなんていうことも(苦笑

フライヤーは貰って初めて見たんですが、「どんだけ自分が好きなんだよ!」とツッコミたくなる感じでしたが(笑  前回のに比べて等身大の小林賢太郎というか気負いがない感じで割りとすきです。前回のは違う意味で大好きです。


今回は「この1回でいいかなぁ・・・」という気持ちと、「もう一回位観てもいいかなぁ・・・そしたらまた違う面が見えてくるかも」、という気持ちと微妙なところなんですけど、私は今日の1回分しかチケットを取っていないので、ここで締めのような気もしてます。

ピンバッチは「Sweet7」「news」FLAT」でした。