今日の音

Ethology

Ethology


以下は曲の感想とは全然関係のないお話。
仕事が終わって、ひとりで歩いていたら、嫌な感覚に陥る。胃の辺りがモヤモヤと。
胃痛ではなくて、泣きたくなる前兆。この場合は何かがあったからではなく、何にもないのに、なの。何もないから、なのかもしれないけど、疲れが溜まってたりすると起こるんだよね。

ヤバイ・・・と思いつつ、車についてHARCOを聴きながら帰る。たまに歌ったりもしながら。
こういうときに電車に乗らなくてすむのは車のメリット。電車で通ってる時は、さらに辛くなってたりしたものね。できれば早く一人になりたいし、誰の目も気にせずにいたい。
車なら完全にひとりだし、泣いても平気だものね。
今日はEthologyを聴いてたら落ち着いたので、泣きはしなかったけどね。天気雨の詩はとても安心するな。肩の力をふっと抜いてくれる。

いくつもの雲を感じるたび むなしさに押しつぶされそうだ

僕はいったい 何について苛立ちを抱えて歩いているの?
雨は止んだ

恋しくて涙目になる午後は ひとりではないとちょっと言って欲しいんだ

だから本当は何にもないわけじゃない。目にも見えなくて、ことばにもできない不安とか焦りとか寂しさとか、閉じ込めていたものが顔を出しただけ。
大丈夫、まだ持ちこたえられる。