読了

格闘する者に○ (新潮文庫)

格闘する者に○ (新潮文庫)


以前、エッセイ(というか日記をまとめたもの?)を読んだので、作品に手を伸ばして観ました。
こちらも読みやすくてするするとページをめくっていきました。

誰にでもあるような日常のなかで、それぞれが自分のやりたいことを求めていて。それは一流企業に就職することであったり、恋愛だったり、農業だったりいろいろ。それをかなえるためのいろいろな方法を考えたり、実行してみたり。とても羨ましいというか、焦るというか・・・


アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)


上の作品は主人公が大学生がだったのだけど、こちらは小学生や中学生が物語の中心。
3つの短編集(私が買ったのは文庫)で、表題作も好きなのだけれど、一番好きなのは「子供は眠る」ですね。3つともクラッシックがBGMになって、音に乗ったことばが流れていきます。とても心地が良くて、大人になった今だからこそ「夏休みに読みたい本」なのかもしれません。きゅう〜んとして、ちょっぴりせつなくて。休憩中に読んでいて、涙が出そうになりました。