ツアーファイナル

◆HiGE 2008 "Chaos in Apple TOUR" 追加公演

3月29日(土) Zepp Tokyo
open 18:00 / start 19:00
3,800円(税込・ドリンク別/整理番号付)

素晴らしいセットリストを拝借してまいりました(笑

1.白い薔薇が薔薇であるように
2.ハリキリ坊やのブリティッシュジョーク
3.ギルティーは罪な奴
4.ドーナツに死す
5.王様はロバのいうとおり
6.黒にそめろ
7.MR.アメリ
8.B級プロパガンダ
9.A-ha
10.GOO
11.君のあふれる音
12.ダブリン
13.せってん
14.vsハワイアン
15.ブラッディー・マリー、気をつけろ!
16.髭は赤、ベートーヴェンは黒
17.溺れる猿が藁をもつかむ
18.ロックンロールと五人の囚人
19.ダーティーな世界(Put your head)
20.ハートのキング

en1.寄生虫×ベイビー×ゴー
en2.新曲
en3.マヌケなクインテット
en4.電波にのって

客電が落ちると、白薔薇の音に乗せてシルエットの髭ちゃん登場。かっこいい。最近の髭ちゃんは始まった瞬間からぐぅっと惹き込まれる。その後もたたみ掛けるような選曲で盛り上げて・・・B級プロパガンダ!聴きたかったので嬉しい!と思ったらA-haまで!
「みんなに聴いて欲しい曲があるんだ。」と君のあふれる音。そこからはダブリン〜せってん。今の髭ちゃんはこういう曲をやってもしっかり聴かせてくれる。

以前はせってんとかやるとちょっと違和感あるなぁ、とか思っていたんですけど。今は須藤くんがあんまりキャラを作ってないというか、素の部分が見え隠れするし、バンドとして聴かせることができているんだなぁ・・・と思ったりする。前はね、須藤くんがひとりで歌ってた感じがしてた。本当に今の髭ちゃんは良い状態なんだろうなぁ、って思います。「伝えたいこと」はないのかもしれませんが、「思っていること」は伝わってくる。まぁ、「曲に込められたものなんてないよ」とか言われちゃいそうですけど(笑 「またまた〜、須藤くん、本当はそうじゃないんでしょ〜?」とかそういう角度で観るのが好きなんです。
以前のような須藤くんの訳の分からないMCはとてもすきだから、そういうのも楽しみにはしてますけどね。


そしてvsハワイアン!もう楽しすぎる。最後は焦らしながら終了。にくい!
どの曲だったかは覚えてませんが、須藤くんが照明のセットに登り始め、上まで到達したところで寝転がり、こちらに手を振る。いや〜ん、かわいい☆「あそこまでいけるかなぁ・・・やっぱり無理だ」と判断してる時の姿にいつもときめくよ。
そしてもちろん溺れる猿はテンション上がるよね。この曲、だいすき。

アンコールで寄生虫
その後に新曲。みんなだいすき*1桃のジュース(所々、ママのジュースって詩だったかな)というような歌詞なんですけど、「キャンドル ライトが〜」っていうところがあってですね、「チェッカーズじゃん!」と思ったのは年齢のせいですね(苦笑 でも、彼らも同年代だし、結構意識して歌ってた気がするのは気のせいでしょうか?気のせいですね(笑   POPな曲でした。でもあの会場で聴いたら何でも受け入れられる気がする。ちいさな会場で聴いたら「どうしちゃったの?」とか思ったかもしれない。それくらいZeppを支配してた。この曲のときのコテさんが片足をちょっと上げていてかわいかったよ。

その後は「もう最後の曲なんだけど・・・その前に何かやろうか?・・・・下衆爆弾?やっぱりマヌケなクインテットにしよう!」下衆爆弾って言った瞬間に「きゃ〜!」と挙げた手のむなしさといったら・・・。でもそこに反応してたのは20人くらい?あんまりいなかったよ。みんな聴きたくないの?聴きたいでしょ?聴きたくないわけないじゃない(笑  期待しちゃったじゃないの。ズルイよね。

結局のところ須藤くんもライブが終わってしまうのが名残惜しかったみたいです。
マヌケなクインテットも電波にのっても素晴らしかったです。惹き込まれた。須藤くんが「もうありがとうはいらないよ。こっちがありがとうなんだから。本当にありがとう」とかいうから、この2曲を聴きながら泣きそうになったよ。
この日はなんとなく全体を見渡せる位置で観たかったということもあって後方にいたのですが、挙げられたたくさんの手を観ていたらぐっときてしまいました。

メンバーの表情とかが観える位置で観たいという気もするのですが、若い子ばかりの中では正直ついていけないので、これからはこういう距離で観ていくことになるのかもしれません。それでも、やっぱり髭ちゃんは最高だと思います。

*1:って歌ってたよね?違うかも。桃のジュースは確実だと思います。