song book 春

おおはた雄一「Tokyo song book 春」

出演:おおはた雄一友部正人
DJ/スライド 小池アミイゴ

2008 / 4 / 23(wed)
渋谷・duo MUSIC EXCHANGE
open18:30 / start 19:30
前売り/4000円 当日/4500円(1ドリンク別)

あっという間の2時間半でした。いつもは「電車、大丈夫かな・・・」とか、頭の片隅に時間の感覚があるのですが、今日は全く動いていなかったようです。ライブが終わったら、10時だった、という感じです。
とにかく友部さんの「愛について」が素晴らしく、初めて聴いたのに涙が込み上げてきました。自分の感情や想い入れが存在しないのに、惹き込まれてしまいました。そういうものによって彩られて、特別になった曲で想いが込み上げることはあるけれど、初めて耳にする詩と曲がいつの間にか心に入り込んできていたようです。・・・明日、買いに行こう。
水門を聴いて「この曲、聴いたことあるなぁ・・・」と思っていたら、やっぱりおおはたさんが歌っているのを聴いていたのね。*1
途中で「ジュークボックスに住む詩人 2」でのおおはたさんのところを朗読。友部さんが朗読すると、読んだときとは違った温度で入ってくる。ああいうのは著者のひととなりが分かるとさらに言いたい事が分かるものなのかもしれません。

休憩を挟んでおおはたさんの登場。何気にsong book 冬以来なので、髪を切ったんだなぁ・・・短いほうがいいね!とか思ってみたり。久しぶりに会ったひとに感じる照れみたいな。意味不明ですね(苦笑

トラベリン・マン  南洋航路  サカナ  いつもの珈琲  おだやかな暮らし  Don't Think Twice It's All Right  砂嵐  (友部さんと)手のひらブルース  新曲(灯のそばへ?木のそばへ?どちらも違う?)

覚えてるのはこんな感じですが、順番と抜けてるのが絶対あるはず。
砂嵐は、Robert JohnsonのFrom four Till Lateの詩に曲を付けた、と以前言っていたはずなのですが、その曲にアミイゴさんが詩を付けた、ようです、たぶん・・・.ってことはオリジナルになるのかな。カバーアルバムに入ってなくて、ガッカリしていたのだけど、それなら今度のアルバムかな。もう、本当に・・・お願いします!ライブで聴くのがいちばんに違いないけど、いつでも聴きたい時に聴けたら、それは本当に嬉しいことだと思うのです。明日からNYへレコーディングへ行くとのことなので、是非に!

アミイゴさんin土浦のスライドショーは「あぁ!あそこね〜」と思うところばかりで変な感じがしました。だってやっぱりいまのおおはたさんは「土浦のひと」ではないんだよね。岸田くんとかは東京にいても「京都の人」なんだけど、おおはたさんからはそういう匂いがしない。
ひともそうなように、どんなに田舎だって同じままではいないのだ。*2

本当に今日は素敵なライブでした。ふぅ。

*1:今度のカバー・アルバムにも入ってるものね。

*2:今日も土浦駅びゅうプラザみどりの窓口だったかも)がすごくきれいになっていてびっくりしたんですけどね。駅ビルもクローズするみたいですしね。