トライアンフ

K.K.P.#6『トライアンフ
日程;2008年8月23日(土)〜9月3日(水)
会場;本多劇場

作・演出;小林賢太郎
出演;YUSHI/ 犬飼若博 / 森谷ふみ / 小林賢太郎
音楽;田中知之Fantastic Plastic Machine

入場料;前売 5,000円/当日 5,500円(全席指定・税込)
企画制作;トゥインクル・コーポレーション

以下ネタバレしてますのでご注意を。
夏を歩く香りで「夏歩香(カフカ)」とは美しいですね。夏にぴったりの舞台だと思います。

何の情報も入れずに行ってきたので、まずこのひとは誰なんだ?と。>YUSHIさん。どうやらマジシャンをされている方のようですね。*1ストーリーを追っていくと、「あぁ、マジシャンなのね。役者さんではなさそうだ・・・」と分かるわけですが(笑

小林さんの勧善懲悪の部分が濃く出た作品だと思います。勧善懲悪って言ってしまうとちょっと違うか・・・真剣に向き合って生きていくことの素晴らしさというか必然性というかそういうことの大切さを表現していました。その中にももちろん笑いがあって、驚きがあって、メッセージがあって。このメッセージが大敵です。ちょっとうっかりうるっときちゃった。お子様でも観られるくらいエンターテイメント性の強い作品なんじゃないかなと。


トライアンフは話せないわけですが、口パクが・・・それはそれは微妙でして。演技も・・・。その分、犬飼さんと森谷さんがカバーみたいな。犬飼さんがストーリーを引っ張っていって、そこに森谷さんが加わって、小林さんは自由に(笑 それにしても森谷さんがかわいかった!
音に合わせてリズムを取るのですがそこももうちょっと揃ってたらかっこいいのにね。そういう部分で、ちょっとツメの甘さもあった気がします。しかもラストでしくじったでしょう?絶対そうだよね?あれはイタかったよね・・・。それでも、楽しめた部分の方が大きかったので、私はすきかもしれません。

最近大きめの会場で観ることが多かったせいか、本多のイスの狭さをひしひしと感じました。あとね、カーテンコール多すぎ!さすがに2回くらいで良いんじゃないかと思うよ。気持ちは分かるんだけど・・・あぁ、こういうのがラとか小林さんの公演だった・・・と思い出しました(苦笑

開場には西田さんと久ヶ沢さんとやついさんもいらしていたようですね。西田さんを見逃すなんて!(違