終わっちゃった・・・

木村ひさし presents
「POW!!! 〜鳴らすよメーデー〜 vol.2」

2009年5月1日(金)
下北沢CLUB Que
open 18:30/ start 19:00
前売¥3000 当日¥3300(税込み・ドリンク代別¥500)

出演:木村ひさし&THE NEW VOLCANO   ANATAKIKOU

ついに、3人揃う東京での最後のライブを迎えてしまいました。もうね、私はこの後、どうANATAKIKOUと向き合っていくのか?みたいなことまで考えたよ。もちろん、旅立つほくちゃまも、ANATAKIKOUとして再出発するふたりもだいすきだけど・・・です。まだうまく説明ができません。

暗転してほくちゃまを先頭にメンバー登場。松浦さんがギターを持とうとして足の上に落とすというハプニング。もうね、それを観ただけでね・・・当たり前の事かもしれないけれど、あぁ、私たち以上に動揺しているんだよね、と。それを心配するほくちゃまとのやり取りを観ては込み上げるものが・・・もうこのふたりの掛け合いも観れないんだ、とか。
そんな中で黄色い道。「ゆっくりと歩きましょう ずっとずっと」って詩に涙が。最初からこんなんじゃいけない、と思ったけれど、止めることはできませんでした。

1曲目がほくちゃま曲だったので、「まさかほくちゃま曲ばかりやるなんて言わないでよ。最後は3人のANATAKIKOUらしいライブを観たいのに」と思ったらモネラ氏だったので安心しました。結果的にはいつもよりほくちゃま曲が多かった(ほぼ交互に、という感じだった)わけですが、中盤からはもうどんな曲が来ても受け止めよう、と。
缶コーヒーははじめて聴いたときよりもしっくりきていて。旅の別れもどんどん良くなっていくね。「ほくちゃま、いつもの新曲やろうよ」と言ったのにはびっくりしましたけどね(笑 いつもやってたら新曲とは言わないんじゃ・・・。そのあと「なんかダメだね・・・」と本音をもらす松浦さん。
「木村さん、今日はありがとうございました。」と松浦さんが言うと、藤井さんが立ってお辞儀をしていたのが印象的でした。その後もしてましたね。

キューティーフォン、これが本当に素晴らしかった!いつもよりテンポを上げて、バッキバキのロックでした。藤井さんがとにかくすごかったんだよ。ここにきてこんな演奏をするなんて本当にずるいよ。

間のMCでは松浦さんも「どのタイミングで言おう」と迷っている感じでした。普段からきらきらしているけれど、あれは涙目だったに違いない。ANATAKIKOUがきっかけで結婚をした方がいてリリーがすきだと言っていたのでCD-Rを作ったので取りに来てくださいとか、結成するときにほくちゃまのおうちに呼ばれていちごをたらふくご馳走になったとか、初めは1個上だし敬語を使っていたとか。どれもこれもANATAKIKOUに関する思い出で。
ついに、ほくちゃまの口からも「脱退することになりました」と告げられる。ひとりで来るのでその時はよろしく、と。松浦さんが「えっ?ソロでひとりなの?」と返すと「ついてきてくれるひとがいれば・・・」と。「じゃあ、オレ!どれだけほくちゃまの曲をアレンジしたと思ってるの!いちばん知ってるんだから」と名乗りを上げる松浦さん。あぁ、本当に良い状態で別の道を歩むことにしたんだなぁ・・・と伝わってきました。
そのやりとりに思わず笑い出す藤井さんがスティックを鳴らす。「えっ?このタイミングでカウント?びっくりしたよ。セミプロじゃないんだから・・・」と驚くメンバー。
3人いなければできない「甘い種の不思議」でまたきゅうっとしてみたり。
最後は「湿っぽくならないように・・・とか言ってたけど、この曲を」とリリー。歌い出しから声が裏返る松浦さんに、弾くのを忘れたほくちゃまとひどい状態に。でも、それが本当に正直な心理状態だっただろうし、それが余計に悲しく複雑な気持ちにもさせました。

順番はうろ覚えですが、こんな感じの流れだったと思います。

黄色い道
モネラ氏の庭園
缶コーヒー
ほら
旅の別れ
キューティーフォン
甘い種の不思議
カリントボンボン
リリー

まだ決定していませんが、ほくちゃま卒業ライブは大阪なのかな。もちろんワンマンだよね?もう行く気でいるんですけど、早めに発表してください(切実
やっぱり今日で最後にしたくない。本当に最後の最後を見届けたい。


つづいて木村さん。初見です。正直、ANATAKIKOUで燃え尽きちゃって・・・。
本編ラスト2曲が良かった。特にラストのギター弾き語りは良かった。
すみません、そんな感じの感想しか浮かびません。