読了
- 作者: 森見登美彦
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: 単行本
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ひとによって自分の見せる部分を使い分けるというのを人間は無意識に行っていて、もちろん、意識的に使い分ける場合もあるよね。そういった面でも手紙というのは顕著に出るのかもしれないね。
- 作者: 川上未映子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/09/02
- メディア: 単行本
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それぞれの意識の交わるところを普通(善悪でも、道徳でもいいけど)とするなら、交わるところなんてあるのか?と思わせるような。最後まで救いが無いように思えても、最後にひかりを感じさせるので、それが夏休みぽい。過ぎた「あのとき」は大雑把に捉えると「夏休み」になってしまう。学校が全てだったあの頃。
読みながらなんだか泣けてきて、特にそういう経験はないけれど、なくても「孤独」は誰でも感じるものだろうし、良くも悪くも「ひととは違う」感覚や「仲間」意識も誰にでもあるものだよね。