おすすめです。
- 作者: さくらももこ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/10/27
- メディア: 新書
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まず、幼少期のことをこんなに覚えているものなのかとビックリしました。ご本人もあとがきで書かれてますが、今までのエッセイとはちょっと違っていて、思わず涙を流してしまうこともありました。
とくに「心の声」のエピソードが良かったな。記憶の中の私にはいつも心の声がある。ということはそれ以前のことは覚えてないということなのかもしれません。どちらかというと口数の少ないほうなので、口に出さないことが多かったのかもしれないけれど。でも、そういう自我が出る前は感情と表面が一致してたはずなんだよね。
読後、いつもよりちょっと澄んだ気持ちになれると思います。