ギター1本、生音全国行脚スタート

song book購入者の招待制のライブというわけで行ってきました。おおはたさんの出身地である土浦よりスタート。会場は「喫茶 蔵」という蔵を改造した市営の喫茶店。初めて行ったのですが、壁面がレンガであたたかな感じで、とても居心地が良かったです。久しぶりにあの辺りを歩きましたが、蔵がたくさんあって観光地として打ち出しているようです。
朝から雨模様でしたが、足を伸ばして(到着時間が早すぎたこともあり)公園まで行ってみました。 ちいさな頃はよく行った公園です。さすがに天候のせいかひとはいませんでしたが、梅の花をつけた木を1本だけ見つけました。



案内をされた席はおおはたさんの目の前で、1m先にはおおはたさんが・・・近い!恥ずかしくてあまり顔は見れません。しなやかな指の動きを見つめていました。本当にやわらかな動きをするので、すっかり虜になってしまいました。

アコースティックだったので、その音を消してしまわないように耳を傾けるというのはひととのコミュニケーションと同じでとてもあたたかくて、たいせつなことのような気がします。
会場の音響も良くて、南洋航路(タイトル合ってるかしら?)では「CDより良かった」「ここでレコーディングしたい」とおおはたさん自身も満足気でした。

曲が終わるとぽつりぽつりと話をする。おおはたさんより私のほうが緊張してたよ、きっと。だって演奏中は手元を観てるけど、MCはね顔を見てしまうので目が合うんですよ。
ひとりひとりに「どこから来たの?」とか話しかけてるし。ドキドキするよ。(女の子はきっとみんなドキドキするって!)

昨日のライブでタイトルが気になっていたカヴァーの曲*1も演奏してくれて、忘れないようにと強く刻む。
新曲「真昼の東京」やsong bookからも3曲。クレアやスロートレイン#2は個人的な想いを込めた曲とのことでしたが、こういう想いを歌ってくれるひとが近くにいるというのはとてもしあわせなことだと思うのです。

約40分のライブを終える頃には、雨も上がっていて、ゆるやかな陽射しが差し込んできました。そういう偶然の出来事も含めて、とても素敵なライブでした。

ライブハウスも良いけれど、休日の午後のアコースティックライブもすごく素敵ですね。
また行きたいなぁ。次のミニアルバムの時に他の会場で参加できたらいいな。(終盤だと都内かな。でも倍率が高そうですね。)


song bookを買ったレコード屋さんのスタッフさんもいらしていて、「ふたつの朝」のインストアも行きましたよ・・・なんてお話をしてみたり。とてもアットホームな感じでした。
とてもかわいらしいカップルもいらしていて、おおはたさんのライブに行くなんて理想ですね、うん。


心にちいさな太陽を貰ったみたいに、あたたかな気持ちで帰途につきました。ありがとう、ってそっとつぶやく。

*1:

イフ・ユアー・ロンリー

イフ・ユアー・ロンリー