読むというより感じる

ジュークボックスに住む詩人―友部正人エッセイ集

ジュークボックスに住む詩人―友部正人エッセイ集

おおはたさんがお勧めしていたので、手に取りました。

初めはことばがうまく入ってこなくて、内容を理解しようとする気持ちにつまずく。
中盤からするりするりと流れてくるようになりました。

個人的な状態*1だけではなく、うまくは言えませんが、友部さんの書き方も変化しているような気がします。

特にSide Bからの変化は明確で。それはきっと友部さんと交流のあるアーティストが多いから、というのもあると思います。そしてなによりも私がイメージしやすいからでもあるでしょう。「トンネルぬけて」の詩を読んでいたら、どんとの声が脳内を駆け巡りました。



ジュークボックスとはとても言い得たタイトルで、手を伸ばしてみたい音を見つけました。


レナード・コーエン

*1:読み始めた時期が、沈んでいた時だったので・・・。