晴れの日に

雨待ちに行ってきます。

雨待ち vol.1 Presented by mF247

おおはた雄一、沼田壮平、扇谷一穂

2007/4/7(sat) 新宿・SACT!
open19:00 / start19:30
前売り¥3,000 / 当日¥3,500(Drink代別)

ローソンチケット:0570-084-003(Lコード/34998)
ホットスタッフ:http://www.red-hot.ne.jp/mf247/

info:ホットスタッフプロモーション(TEL/03-5720-9999)

誤って取ってしまった1枚のチケットでお友達を誘って行ってきました。地図をコピーしていったにも関わらず、会場までの道程で迷いました。その途中で、おおはたさんたちが歩いているのを発見。もちろん、声なんてかけられず(笑

整理番号が早かったので、真ん中の最前列で観ることができました。近過ぎ!(笑

トップバッターは沼田壮平さん。意外にも少年のような高い声。足元にはぬいぐるみを置いたり、ポケットの中からゼリーを出したりと、声だけでなく無邪気な感じのライブでした。しかし、ビスケットが割れて増えるなんて解釈は予想もしなかった。
サポートでコーラスとかをされていた方が叩いていた四角い箱は何という楽器なのかしら?四角いドラム?叩く箇所によって音が変わって、一見はスピーカーみたいなんだけど。ポピュラーな楽器なのかしら?気になってそちらばかりを観てしまいました。



つづいて扇谷一穂さん×おおはたさん。扇谷さんの声は静かな海を連想させるのだけれど、思い浮かんだ景色が想像のものなのか、昔の記憶なのかはうまく説明ができません。穏やかな海なのだけれど、晴れた日ではないような、冬の日でもないような。

それに寄り添うようなおおはたさんのギターも素敵で、その世界は広がっていきます。
エレキでもあんなにやわらかいやさしい音が出るんですね。
水色のギターは見慣れなくて不思議な感じです。ラストに演奏された「スターライト」(タイトル合ってるかな・・・)が響いてきて、あふれそうなものを堪えるのに目を閉じました。
新しくアルバムを制作するとのことなので、とても楽しみです。また素敵な出逢いがありました。



最後におおはたさん。扇谷さんのライブで「やり尽くした」なんて言いながら、「ほら、夜が明けますよ」からスタート。今回は弾き語り。バンド編成もすごくすきだけれど、結局のところ私は弾き語りがいちばんすきなのだと思います。
高田渡さんの「コーヒーブルース」では「目を閉じて聴いてみて」なんて言うので、天邪鬼な私は逆に目を閉じれなくなってしまう。それまではそうしていたくせに。
「いつもの珈琲」「南洋航路」「太陽カフェ」「Cancion Mixteca」「Blowin' in the Wind」そしてもう1曲知らない曲があった気がしますが、曲順は覚えていません。太陽カフェがとてもとても素晴らしかったのは覚えています。いったん治まったものがまた溢れ出しそうになって、会場の明るさをちょっぴり残念に思いながら違う方向を見て誤魔化すのです。

アンコールでは口笛でのコール&レスポンスを図るも失敗に(笑  
「サカナ」で本当の最後。いつもよりちょっとだけ強く「まだ終わらないで」と想ったライブでした。

一緒に行ったお友達と熱く感想を話しながら、帰途につく。
雨待ちが、雨をよびました。