おおはた雄一 弾き語り at PARCO劇場2009

おおはた雄一 弾き語り at PARCO劇場2009

2009 / 8 / 11(tue)渋谷・PARCO劇場
Open/19:30 Start/20:00
前売り4500円(全席指定)

アンプやスピーカー、レコードプレイヤーにライトスタンド、そしてギター。
おおはたさんのお部屋のようなセットが広い舞台の上にぽつんと。照明もピンスポットのみ。
これからの時間が素敵じゃないはずないと思わせるような空間でした。

すごく個人的なことなのですが、なんとなくここ数回不完全燃焼気味なおおはたさんのライブ。全体的にテンポが速く明るいイメージ。あぁ、そうかポロンポロンとひとりぼっちでギターを弾くのがすきなんだ。ちいさなライブハウスで、音がそのちいさな空間を漂うようなライブが。最近小さいところでやってるのを観てないのもあるのかも。都内でのライブが、というより渡り鳥ツアー以外は、ほとんどやらなくなっちゃったものね。なんとなくおおはたさんだけは大きなところでやるようになっても、変わらずちいさなところでもやってくれるような気がしてた。なんとなく残念に思います。

待ち望んだRamblingもあんまり響かない。帰り道に音源を聴いたらそれとおんなじくらいのテンポで、とくに昨日が速かったというわけでもないらしい。でもなんとなくちがうんだよな・・・。自分で脳内変換してる部分もあり。
そんななかで窓は鏡は良かった。こんな良い曲だったかなぁ・・・と思ったり。
あとは久しぶりの値上げかな。そこから続いた曲が夏の想い出ぽい曲だったけど「今のは忘れてください・・・」と言っていたので即興なのかな。

エゴトレインではめずらしくリズムボックスと合わせたり。う〜んでもあれは成功なの?エゴトレインの激しいギターがすきなのでなんだかなぁ・・・。キセルの影響かしら?まぁ、おおはたさんが楽しそうだったのでいいか(笑

2度目の「決別の旗」はやっぱりすきな感じです。こういう風に意志がはっきり出てる曲はめずらしいよね。状況を歌ったり、聴き手の自由な受け取り方が出来る曲が多いものね。

ブームのカヴァーアルバムに参加したとのことでないないないの国。今のおおはたさんはこういう曲も似合うね・・・。

そういえば、たぶん観たことのないギターを使ってました。もしかしたら1回くらいは観たことあるのか?ボディの上のところがくるんとしてるの。
あとワイゼンボーンが立ててあったので期待していたのですが、ずっと使われず・・・アンコールでも使われず・・・やっとダブルアンコールで!本当に最近弾かなくなっちゃったよね。

曲順が違っていたり、抜けてるのもあるかもしれませんが、大体こんな感じかと。

不思議なくらい/君が眠ってるうちに/街と砂嵐のバラッド/時がたてば/手のひらブルース
値上げ〜即興?/ほら、夜が明けますよ/サカナ/Rambling/エゴトレイン/汽車の唄
窓は鏡/声について/Cancion Mixteca/おだやかな暮らし/Moon river/決別の旗
ゴロワーズを吸ったことがあるかい
ないないないの国(THE BOOMのカヴァー)/新曲/GOODNIGHT,IRENE


次のアルバムもジェシーと作るようです。楽しみ半分、セルフプロデュースも聴きたいなぁというのが半分。
song book秋もどうしようか迷ったのですが結局チケットを確保。よっちゃん楽しみだし、ね。惰性でチケットを取っているのかなとも思うのだけど、そう思いながらライブに行ったとしても、そこで奇跡が起こるかもしれないものね。音楽のマジックが☆音楽ってそれくらいのパワーがあるものだと信じてるし。期待してます。