アンチクロックワイズ・ワンダーランド

阿佐ヶ谷スパイダース presents アンチクロックワイズ・ワンダーランド

2010年1月21日(木)〜2月14日(日) 本多劇場

開場 12:30 開演 13:00
プレビュー公演 4000円

作・演出: 長塚圭史

出演: 池田鉄洋/内田亜希子/加納幸和/小島 聖/伊達 暁/中山祐一朗
/馬渕英俚可/光石 研/村岡希美/山内圭哉

スタッフ
美術:二村周作 照明:小川幾雄 音響:加藤 温 衣裳:伊賀大介
演出助手:山田美紀 舞台監督:福澤諭志 制作:伊藤達哉

プレビュー公演なので、本公演とは演出等違うかもしれませんが、ネタバレしているのでたたみます。

足元がぐらりと揺らされる感覚。長塚さんの舞台はいつもそうだ。
「そうかもしれない」現在自分の信じていることは現実のことなのだろうか。
そういう疑問を抱くひと、抱かないひと、気付いてさらに知ろうとするひと、気付かないふりをするひと。
自分はこの中の誰になるんだろうか・・・

未来を知っていたのか、過去に戻ったからなのか、本当にあった出来事なのだろうか、それとも作品の一部なのだろうか。

とにかくぐるぐると、自分の立ち位置さえ怪しくなる。いや、いちばん怪しいのは自分自身かもしれない。

やっぱり長塚さんの舞台に惹かれるのはこの感覚があるからだと思う。

舞台装置は可動式で固定のものはありませんでした。幕が開いた時にはなにもなくて、ちょっと怖かった。


小島聖さんが良かった。あんなにきれいなひとだったろうか・・・
そして愛しの中山さんと山内さんコンビ!ストーリーだけにここで笑って良いのか?という各席の様子見な感じも奇妙でした。いきなり斜め後ろから声が聞こえた時はびっくりしました。

欲を言えば長塚さんも出演して欲しかったよ。