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リリイの籠

リリイの籠

「銀杏の葉っぱがさわさわーってするとき、なんか、その向こうの空が、ちかちかってするじゃん。あれ」「あれが欲しくて」
と加菜と言うのですが、まさにこの作品がこういう印象でした。きらきらとしたものに心惹かれ、それを手に入れたいと思う。たとえそれがはかないものだとしても。