確認作業中

私のなかでの作業。そのきっかけになったのはGFB'09に参加したこと。
アーティストの演奏も素晴らしかったのだけど、フェスぜ〜んぶをひっくるめて、感動・・・そう、感動したのだ。
さっきも伊香賀さんのブログを読んでいて、うるうるしたし。

地元でフェスやイベントを開催するというのは本当に大変なことだと思う。とくに集客面では・・・それが分かっているから、興味があれば足を運びたいと思っている。そう、そこには興味が存在しないといけない。それば音楽だったり、ひとだったり。
楽しそうなことは見逃したくないもの。欲張りなんですね。

でも、今回の感動はそことはちょっと違うかもしれない。
まっすぐにことばを発するひとだなぁ・・・というのがはじめてお話させていただいたときの印象。それは今も変わらなくて。
あまりにもまっすぐで・・・それは自分に逃げ道をつくらないことのように感じるのです。


何かの過程において、その状況に自分の感情をつけて公表する。

それを省いて、状況だけ公表する。


後者も、水面下ではいろいろな苦労なんかがあると思う。だけどそれを見せないだけだ。もちろん前者にも見せない部分もあるはずだけど。
どちらが良い悪いではなく、どの道を選ぶか、ということだ。
出してしまった以上はそこから逃げることはできなくなってしまう。

今回は明らかに前者で、その過程を知っていただけに、ラストの締めのことばを聞いていたら泣きそうになったりして。
今って、あんまり「頑張る」という姿を見せてくれるひとが少ないように思うんです。それは恥ずかしさだったり、プライドだったり、ひとそれぞれだと思うのですが。なんでもうまくこなしているように見られたい、とかね。本当にそれぞれの感情のなかで起こっていることなので、単純にどうだ、とか言えないのだけど。でも、なかにはなんとなく日々が過ぎていく、なんていうひともいると思うんだよね。

以前一緒に働いていた子が「私は日々なにも起こらないように過ごしたい。だから仕事も、頑張らないんです。」と言われたことがあった。それを聞いて本当にびっくりしたのを覚えてる。上司である私にそういうことを言うのもどうかと思ったのだけど、そういうふうに考えるひともいるんだなって。(ものすご〜くミスが多い子だったので)「まぁ、平穏に暮らしたいなら、ある程度のことは出来なくちゃいけないけどね!」と思ったけど言えなかった。なにをいっても無駄だろう、と。

そういうことを考えていました。なんだかうまくいえないけど、そういうことを。
そこから、それを自分の中に持ってきて、還元するのが今回の確認作業。


以下は個人的な確認作業の内容なのでたたみます。

じゃぁ、私はどうなんだ?と。で、行き着いた先はひととのコミュニケーションという部分だったのね。
たとえばそれが恋愛だとすると「ちょっと気になるな。たぶん好きなのかも」というひとがいたとして。
「私、このひとがすきなんだ!」とするか「あぁ、でもやっぱり違うかもね。・・・気になるけど・・・きっと違う」とするかの違いというか。

私は完全に後者なんですけど。そうしておくことで、上手くいかなかったときの逃げ道をつくるというか。傷が深くならないように予防線を張るというか。だって私をすきだなんて思ってくれるわけないもんね。
それがなぜかひとと関わりが出来るようなことにだけ発揮されるんですよね。仕事だとあんまりそういう感じにはならない。

以前「自分を大事にしてあげなさい」と言われたことを思い出したりして。頭では分かっていたつもりなんだけど、やっと分かったというか。それを「すきなんだ」と認めてあげてもよいような気持ちになった。

それは恋愛だけじゃなくて、ひととの繋がりも同じで。
私はあんまり自分の感情を話すのが得意ではない。こういうところに書くのと、直接だれかと向き合って話すのとは全然違う。その誰かが大切なひとなほど、向き合って話をするというのは相当なパワーがいる。
できれば呆れ顔で「気楽でいいよね」ぐらいに思われたいと思っているしね。

でも、もっとちゃんとひとと向き合おうって思えたんだ。
GFBが終わってから数日、そんな事を考えて、途中で泣いたりもした。

すこしづつ頑張っていけたら・・・