強くなるのではなくて

今日ぼんやりと考えていたことを・・・

大人になると強くなるのではなくて、弱くなっていっているのかもなぁ・・・と。
傷つくのが怖いから、それを軽減したり、避けたり、あらかじめ悪い可能性を考えてこころの準備をしたり。だから本当はおんなじくらい、もしくはそれ以上に傷ついている、ということ。その恐怖心から、自分を守る為の策を考えてしまうんだろうな。それは本当に無意識で行われてたりするので、「強くなった」と勘違いしてるのかもしれない。

経験が増えることで回避できることはたくさんある。それは踏み込まないという答えだけじゃなくて、ね。あらかじめ自分の耐えうるレベルがなんとなく分かっていて、その範囲で取捨選択をしているのかも。
でも弱くなっていくと(というよりそれに慣れてしまうと)その選択の幅がどんどん狭くなっていっちゃうの。完全に安全な中でしか生活できなくなっていく。それが悪いとは思わない。自分を守ってあげられるのはやっぱり自分だと思うから。
でも、その範囲をすこししずつでいいから広げていきたいとは思うよね。なかなかむずかしいことではあるけれど。