チュートリアリズム?

チュートリアリズム?

2009年11月4日(水)
草月ホール

開場18:30 開演19:00
前売 3800円

行ってきました。あぁ・・・福ちゃん素敵だった☆堪能してきましたよ。

福ちゃん、髪短い!もうちょっと長い方がすきです。

チュートリアリズムも?ということで、DVDで観ていたとおり、最初と最後に漫才。間にコントと映像という構成。あっ、今回はOPがあったね!

以下ネタバレしておりますのでご注意を!
それからお笑い初心者の書く感想と思って軽く流してくださいね!

OPでは真っ赤な番傘を差した着物姿の二人が古都(京都なのかな?)を歩く映像が。そこからプロフィールが流れたんですけど、徳井さんの体重が減ってた!福ちゃんよりも軽かった!最近さらにシュッとした印象だよね。
それに続いて着物姿の福ちゃんが登場。や〜、かっこいい!ハンドマイクでG/RAY(だっけ?そのへん疎いから分からない)を歌う。カラオケって!(笑  その曲に合わせて女形の徳井さんの寸劇が。

1本目は「カメラ」で私も観たことがある漫才でした。あぁ、新作じゃないのか。ちょっとがっかり・・・と思っているところに、徳井さんが福ちゃんのツッコミで死んでしまうという新たな展開。

そこからコントに引っ張る。徳井さんのお葬式。福ちゃんと徳井さんのお母様(もちろん徳井さん)が思い出を語り始める。ふたりで「カメラ」を最後までやり遂げよう!という流れに・・・(笑)
で、ああいうときの福ちゃんは素晴らしいですね。ちゃんと悲しみを感じながらもネタを進めていく感じが・・・ね。蛍ヶ丘町フェスティバルでの戸惑う感じとか。本当に演技派です。徳井さんのように弾けたキャラの方がやりやすいんじゃないかと思うんですよね。まぁ、完全に福ちゃん目線で観てるから、徳井さんの芸達者ぶりもすごいと思いますけどね。

ここから順番は覚えてないので思いついた順に書いていきます。

■VTR
「鼻チャンピオン」(タイトル違うかも・・・) 「QUIZ 鼻 KING」という福ちゃんがひたすら匂いをかぎ続けるという・・・正解すると鼻デコレーション!(携帯のデコシールを鼻に貼られる)終盤、腕に低周波を流しながらクイズに答えるというのがあって、その時の福ちゃんのかわいさと言ったら!生まれたての小鹿のよう。悶えてる・・・(笑*1

「福ちゃん、はじめてのおつかい」は文字通り、おつかいに。ナレーションも例の番組のあのかたです。着ぐるみを着たカメラクルーが撮影してました。「領収証お願いします。(株)福田で・・・」が非常にツボ。

今回は徳井さんも2本。
1本は「今まで ありがとう さようなら」の続編(ストーリーは別のもの)「お前と出会えてよかった」。ドラマ部分に力が入ってる(笑  携帯の予測変換のアレ、ね。

もう1本は「気まぐれトクイ」(タイトル絶対違う・・・) 「ややこしい男」というドキュメンタリータッチのドラマ。ここでは福ちゃんの着ぐるみ姿が!(はじめてのおつかいのカメラクルーのと同じものっぽい)アライグマ?かわいい・・・
途中で吹き出す徳井さん。作家さんに至っては何度もそういう場面が(笑



■コント
今タイトル思い出せなくて困ってるの「南の島のメイ」は徳井さんがカタコトの日本語を駆使するコントなんだけど。お友達は観たことあるって言ってたけど、私は初。
分類としてはヨギータの女性Ver.になるのかな。
中盤、「杉ちゃん」と言うべきところを「福ちゃん」と言ってしまう徳井さん。福ちゃんは中小企業の社長さんということで乗り切る(笑

水月」は徳井さんの声技。ステーキハウスジロー、鳥将軍のアレ、ですね。
伊豆の温泉番長 水月(笑  福ちゃんのスウェット姿!(そこ? 携帯がスライド式に。

映像と繋げたコント「Run Baby Run」もあり。美容師っていうか理容師でしょ?という福ちゃんの衣装がすごかった(笑 もうちょっと映像と舞台上の演出をうまく繋げたんじゃないの?とは思うよ。そのへんが弱い感もあり。


■漫才
最後の漫才は「おでん」。
私ははじめて観ました。面白いには面白いんだけど、もうひと息!という感じ。


それから幕間(転換時)にポリの曲が使われてた。全部を網羅しているわけではないので、タイトル不明だけど、あれは絶対ポリだと思う。他にもそれっぽいのがあったけど、どうだろう。
出囃子がポリとの情報もいただきましたし、きっとポリでしょう。


あと、ああいうライブには構成作家がつくものなんですねぇ、と。結構ビックリした。

チュートリアルはやっぱり漫才が面白い。漫才がもっと観たいなぁ。


と、こんな感じで初めてのお笑いライブでしたが、DVDを観て思っていたことがさらに強くなりました。ライブで映像を流す意味ってなんだろう?DVDの特典で充分じゃね?と。漫才とコントとで充分だよね。

で、あれくらいTVの露出があって、その殆どがMCとかなわけでしょ?漫才とか観せる機会ってあんまりないでしょ?それでライブでやらなかったらいつやるの?ああいうスタイルで仕事をしている芸人さんたちの目指しているものはなんなんだろうなって。これはチュートリアルに興味を持ったときから思っていて。いままでお笑いとか全然興味がなかったからそういうことを考えることもなかったけど。
冠番組を持つこと?
漫才から始まって、どこかでその気持ちに折り合いを付けるのか?それとも漫才が世に出るための道具なのか?その世に出た先に何があるのか?
ライブに来てもらうための露出とはあんまり思えないしね。

とか余計なことを考えたのも事実。
本当に余計なことなんですけどね。

実際は福ちゃん観てキャッキャしてたわけですけども、ね。TVで知って足をはこんだわけだから恩恵には与っているわけですけども。でも本当に純粋に漫才が面白いから観たい!とおもって観に行ったらちょっとがっかりするかもね。DVDでも充分だもの。
でも、それでも観に行く価値というのはひとそれぞれで、また観に行きたいとも思うんだけど。

そういうのは「慣れ」なのかもしれませんね。こういう余計なことを考え始めたらつまらなくなっちゃうのかもしれない。だって「お笑い」って言うくらいだから、ね。
どうしても「舞台」という場にこだわり続けているラーメンズ(というより小林さん)という存在が(私の中に)あるからなぁ・・・。
チュートリアルがアイドル的な人気で終わっちゃうのはもったいないと思うんだよね。ライブって土台になるものじゃないのかな。舞台には生で観に行くことの価値を求めちゃうんだよな。TVとおんなじことやられても・・・


でも、ちょこっとそういう風に思っただけで、何度も言いますけど本当に楽しかったです。たくさん笑わせてくれて、これでつまらなかったなんて口が裂けても言えません。

本当に楽しかったです。しあわせな時間でした。
えぇ、ルミネに行く日も近いです(笑  むしろ行く気満々だよ。どなたか一緒にいきましょう☆

*1:福ちゃんが、ですよ。私は別の意味で悶えましたが(笑