求めているもの

結構気持ちの悪いことを書いているのでたたみます。


去年あたりから私の求めているライブってこういうのだな・・・と思っていたのですが、先日のマーズのライブで確信しました。
やっぱりね、ライブの後に気持ちが高揚しないとね。その音から数日抜け出せないようなライブが観たいです。余韻が欲しいです。

帰り道に「今日のライブは・・・」って書きたくなるような。話したくなるんでも良いのだけど、私はどちらかと言うと書く方に向かうみたい。
音源を聴きながら今日はこんなアレンジだったな、とか、あの時にこういうことがあったよね、とか。気持ちが漂うような。でも景色は鮮明に浮かぶんだよね。

それはワンマンじゃなくても、たくさんの出演者のなかのひとつでも良いの。時間は長い方がうれしいけど、短くても、すきな曲が聴けなくても、そういう想いになることはあるんだよ。

そういうライブが観たい。

で、そういうバンドが好きです。


こういう余韻が続くと気持ちも内側ではわぁっと熱いんだけど、(良い意味で)細かいことも気にならなって、(いつもより数段高い位置で)フラットでいられる。「しあわせだな」って思える。
このしあわせがずっと続けば良いのだけど、どうしたってなくなってしまう。それがなくなった頃にまた新しいしあわせがくるのかもしれない。そういう気持ちが重なっていって、どんどんすきになっていくんじゃないかと思う。それが想い入れというのかもしれない。
だから「あの時は良かった」なんて使いたくないけれど、そこで止まってしまうこともあるかもしれません。その最高点をどんどん更新していって欲しいよ。でも、すきでい続けられるということはそういうことなのかも。

もちろんあの時の気持ちが現在を支えているのも確かなことだけどね。

最高点を上げていってしまうバンドがいると、「なんとなく良かったかな」というバンドはどんどん遠ざかっていっちゃうんだよね・・・。そこを知ってしまうと、そのレベル(あくまで自分の中での、ですけど)にあまりに遠いと「なぁんだ」って。
本当にわがままですよね。

わがまま、といえば・・・
つい「早くライブ観たいな!」って言っちゃうけど、ライブをしてない間に新しい曲が生まれたりするんだよね・・・つい忘れて言っちゃうけど(苦笑

でも直接受け取る場所として「ライブ」は切り離せないものなんだよね。