熊野の旅 1日目(通算3日目)
前日伊勢から移動して、紀伊勝浦に宿泊。今日からは熊野三山を巡ります。熊野は基本バス移動。それも本数が限られているので事前の下調べが必要です。本当は古道を歩いたりしたかったのですが、諸々の理由で断念。
9時前のバスに間に合うように朝ごはん。
勝浦はまぐろが有名なんですって。生魚食べられないから夕食なし*1だったのですが、かなり豪華(笑 干物もいろいろあってすきに選べたり。
そういえば女性は浴衣も選べたよ。
勝浦駅からバスで熊野那智大社へ。
往復券がありました。ちょっとだけお得です。
熊野那智大社
大門坂で下車。
さて、熊野古道へ入ります。大門坂から熊野那智大社までの道のりはちょこっとだけ古道の気分が味わえます。
雄々しい木々に囲まれています。坂というより階段。ひたすら登ります。かるい登山並み(笑 途中で(自由に使える)杖の貸し出しなんかもありました。靴はしっかりしたものの方が良いと思います。
楠大樹。この入口みたいなのはなんなのかしら・・・
朽ちた木も迫力!
まだまだ登ります。
ガイドブックには大門坂から熊野那智大社まで約40〜50分と書いてありましたがそんなにはかからなかったかな。まぁ、汗だくになりましたけどね。表参道からの参拝者とは明らかに違う様相(笑
やっと鳥居が見えてきました。
とてもひらけた明るい感じの神社です。お昼くらいだったこともあるのかも。
裏に回ると・・・樟霊社胎内くぐりといって護摩木を持って中に入ることもできるようです。
飛龍神社
ここから歩いて飛龍神社(那智の滝)へ・・・
鳥居のところから、ピンとした空気が漂ってきます。また長い階段を降りていきます。
飛龍神社は瀧が御神体です。瀧の前の鳥居から。(写りが悪くてごめんなさい)
300円で御瀧拝所舞台まで行くことができます。要するに瀧をもっと近くで見ることができます(笑 延命御守もいただけますし、是非。
入ると那智御瀧水という延命の御神水。100円で杯も備えてあります。
はい、瀧です!写真じゃ伝わらないのが残念ですが、本当にすごいんですよ。しばらく眺めていました。ザッパーンと洗われるようです。
瀧を堪能して、那智の滝前のバス停へ向かいます。
バスの時間までかなりあったので(あと数分というところでバスを逃した)那智黒のソフトクリームを食べたり。
バスで紀伊勝浦まで戻ります。ロッカーに預けた荷物を持って、バスで新宮へ。日中は30分おきくらいに出ているので、電車よりバスの方が便利かもしれません。
13時過ぎに新宮着。本日は川湯温泉に宿泊予定なので、その最終バスまでまだ時間があったので、翌日の予定にしていた熊野速玉大社と神倉神社にいけないかしら?としばし悩む(笑
駅前に観光案内所とレンタサイクルの文字!新宮駅からは徒歩15分ほどなので自転車なら時間短縮できるよね、と思い観光案内所の中へ。
レンタサイクルは500円でした。分かりやすい地図と道順まで丁寧に教えていただき、早速、神倉神社へ。
神倉神社
急な石段が見えます。
見えますか?写真に写っているのはほんの一部です。軽くトレッキングですよ。筑波山みたいだもの。ここを松明持って駆け下りてくるんでしょ?ここでそんなことしようと思ったのがすごいよ(苦笑 下りの方が怖いもの。
汗だくになりながら登ると、やっと見えてきました。
御神体のごとびき岩!
神社からの眺めが素晴らしく、風が通り抜けて気持ちがいいです。あの石段を登って良かった、と思った瞬間でした。
再び自転車に乗り、熊野速玉大社へ向かいます。
そのまえに仲氷店ですいか氷を。黄色いすいか。さっぱりしていておいしかった!
熊野速玉大社
美しい朱塗りの社殿。
もう少し早い時間なら良かったのかもしれませんが、観光バスで訪れた人たちが嵐のように去っていきました(苦笑
新宮駅に戻り、バスで川湯温泉へ。熊野川沿いに1時間ほどで到着。
亀屋旅館さんに宿泊。ガイドブックでみて泊まってみたかったんですよね。川湯温泉は冬だと仙人風呂が名物なのでしょうが、完全にシーズンオフ(苦笑
部屋からも川の音が聞こえました。
橋?を渡って山側に。そこから旅館をパチリ。
明日はつぼ湯と熊野本宮大社のみ。ここから玉置神社も近いらしい(それでもバスで1時間くらい)と知り、いろいろ調べたのですがバスがほとんどないのと、十津川温泉からもタクシー(しかも2台しかなく、予約制らしい)でだいぶかかることもわかり、なくなく諦める夜(苦笑 っていうかつぼ湯のある湯の峰温泉にすれば良かったじゃんって話なんですが。計画を立てているときに玉置神社のことを知っていたらもう1日増やしたんですけどね・・・。
ネットなどでバスの時間なんかもいろいろ調べたんだけど、観光案内所でいただいた時刻表が1番でしたね。ひとつのバス会社しか調べてなかったから複数のバス会社が載っていて便利でした。
*1:海方面の夕食は危険。ほとんど食べられなかったりするから、無しにしちゃう