熊野の旅 2日目(通算4日目)

旅行最終日。


朝ごはんをいただき、8時過ぎのバスで湯の峰温泉へ。旅館の前から10分ほど。

つぼ湯

つぼ湯が目的です。公衆浴場として唯一世界遺産に登録されています。日に7回色が変わるそうです。奥に見える湯の峰公衆浴場で入浴料を払います。つぼ湯と薬湯が入れて750円。

事前にいろいろなブログなどで調べた時には、つぼ湯の入口に係の人がいて、1組20分入れ替えとのことだったのですが、公衆浴場の受付の方に「番号札をかけて、扉の外に靴を置いておいてくださいね」と言われ、つぼ湯に向かうと無人・・・朝早かったからかな。

木の扉から中に入るとすぐにつぼ湯。右側にカゴが備え付けてありました。


木の扉は中から鍵もかからず、外においてある靴で判断ってことなのでしょうけど、システムを知らないひととかは開けちゃいそうだよね・・・そんなことと、お湯が熱くてとても入れず、足湯だけしました(苦笑  湯の峰温泉の源泉は92度もあるそうですしね。係の方に聞いたら水を入れても良いんですよ、って言われたけど、それにしても熱かったよ。その後公衆浴場の薬湯へ入りました。

かなり待つこともあると聞いていたので、時間はたっぷり取っていたのですが、ひとつのバス会社しか見ていなくてまだ時間はあるし・・・と温泉コーヒーなんかを飲んでいたら、通り過ぎていくバス・・・。違うバス会社も乗り入れてるんですね(苦笑

熊野本宮大社
予定通りのバスで熊野本宮大社へ向かいます。湯の峰温泉からはバスで10分ほど。


大きな鳥居。

階段を登りながら、身が清められていくようです。


他の二社は美しい朱塗りが印象的でしたが、こちらは荘厳な印象。もっと早い時間に来たかったなぁ・・・(10時頃でしたが・・・)と。次は早朝に参拝したいですね。

大斉原
続いて大斉原へ。明治22年の洪水まではこちらに熊野本宮大社があったそうです。川を探してみたのですが、近くには見当たらず・・・相当な勢いだったのでしょうね。


大きな鳥居。


参道だったんでしょうね。


現在はこの2つの祠のみ。
しかし、この大斉原はとてもきれいな空気が漂っていて、しばらくのんびり。

バスの時間までまだあったのでCafe Bonheurさんでひと休み。

本当は古道を少し歩いたりしたかったのですが、あまりにも無計画か・・・と断念。熊野本宮大社前のバス停の近くには木造の建物の展示スペースなどもあり、古道を歩いてきたと思われる方々もそちらで休憩したりしていました。

12時50分のバスで新宮へ。約1時間。昨日は水量がなく休業していたウォータージェット船も今日は営業していて、気になったのですが、横目で見つつ。山を走っていたと思ったら突然街が現れるんですね。感覚的に「うわ、山からすぐ近い!」と思ってしまうんだけど、平野部の方が少ないのかもね(よく知らない・・・)

当初は熊野速玉大社と神倉神社の予定でしたが、前日に繰り上げてしまったので、急遽花のイワヤ神社へ。(漢字が出ない)
新宮からバスで45分ほど。

花のイワヤ神社
   

うっそうとした林の参道を抜けると御神体の大きな岩が。イザナミノミコトのお墓と言われているそうです。カグツチノミコトのお墓もあるそうです。そのせいなのか、なんとなく落ち着かなく、ざわざわとする感じの神社でした。お綱かけ神事で七里御浜まで綱を引くとのことでしたが、海岸まで結構な距離ですよね。


七里御浜にを歩いてみたりしながら歩いて熊野市駅へ。
熊野市から新宮へ電車で戻ります。お風呂代わりにと石の癒へ、と思っていたのですが行ってみると定休日(苦笑 新宮湯という銭湯へ行ってみました。
その帰りに浮島の森へ。と思ったら、こちらも17時までで入れず・・・

そんなわけで夜行バスで熊野を後にしました。

いろいろ下調べして行ったと思っていたのですが、やはり地元で得られる情報の方が多かったですね。でも本当に行って良かった!今度は熊野古道をがっつり歩きたいなぁ・・・